初心者が必ず悩む問題として
「雑記ブログと超特化ブログどちらが稼げるか?」
という壁がありますが、結論
「雑記ブログ」
のほうが稼げるというのが私なりの結論です。
ちなみに、先日こんなツイートをしました。
良記事。超特化ブログは私もおすすめしてません。
ランチェスターとブログを一緒にしない方が良く、高品質にしても用が無くなれば終わりなサイトになりがち。
常に新しいコンテンツが増える時事ネタを入れたりするのは、読者を飽きさせず、SNSを伸ばす意味でも強力な武器になります。 https://t.co/kJjaEWZWz8
— hide/ブロガー (@itskiblog) March 27, 2022
超特化ブログとは50ページ以下にして、1ページ1ページの鮮度を高めていくやり方であり、弱者が強者に勝つ有名なランチェスター戦略でもあります。
ただ、超特化ブログにもメリットもあり、ケースによってはこちらが良い場合もあるので今回この問題について書きたいと思います。
目次
雑記ブログ、超特化ブログのメリット・デメリット
まず最初にそれぞれの長所と短所をまとめると以下のようになります。
超特化ブログ |
長所:内容がピンポイントなので、検索経由で来たお客さんにマッチすればリピートする可能性がある。放置するページが減り、メンテナンスしやすい。 短所:ページ数が少ないので、収入とアクセス数が頭打ちになりがち。ネタ切れもしやすい。キーワードによっては時代と共にサイトも廃れる。(例:iphone6とか。使う人がどんどん減ってアクセスもされない。)また、当たらないと努力が水の泡になりやすく、リスクも大きい。 |
雑記ブログ |
長所:需要と供給が少ないキーワードについて常にテストし、市場を誰よりも早く独占でき、被リンクも獲得しやすい。ネタがなくなることがない。ヤフーなんかは雑記ですね。 短所:テーマを広げすぎるとファンがつきにくい。SEO上若干不利になることがあるが、継続しやすいのでドメインエイジでSEO上有利になるケースもある。 |
ザックリ分けるとこんな感じになりますが、ぶっちゃけ雑記ブログでもSEOで1位は獲得できます。
なぜならネタ切れが起こりにくいので、どこかで記事が当たり、記事全体の検索順位が上がるということが起きるからです。
ただ、テーマを広げすぎると何のブログかわからなくなるので、3つか4つくらいに抑えた方が無難とよく言われます。
このブログに関してはITとスキーがメインで、あとは雑記のコーナーにコンテンツがまとまるといった具合で雑記ブログで展開しています。
長く稼ぐSEO戦略
今はどうかわかりませんが、2015年頃は1ページ目に上位表示しているドメイン年齢は平均2年という調査結果が出ています。
詳しくはグーグルで検索してほしいのですが、この基準は今も大なり小なり残っていると思われます。
銀行の融資と一緒で、グーグルは昔から新規ドメインは信用度が低く設定している傾向が強く、最低でも2年は助走期間と思って間違いないです。
もちろん、1年と半年はほとんど変わらないというグーグルのマットカッツ(現在は退社)の意見も昔ありましたが、2年はドメインを寝かせる期間だと思っても良いかと思います。
なので私は常に2年後スタートさせるためのテストドメインと記事を2、3個寝かせます。そして何かあればこの寝かせたドメインでサイトを作るのです。(サイバー攻撃に備えるという意味もある)
長くブログをやればやるほど、グーグルはそのドメインの価値を上げる傾向があります。絶対ではないですが、経験上、同じ記事をアップしてもドメイン年齢が長い方が簡単に上位表示することがわかっているからです。
なので、私は常に流行りの時事ネタ(スキー)と廃れないコンテンツ(IT)の二刀流でやっており、スキーで被リンクを稼ぐ戦略を採用しています。
スキーに関しては20年以上書いてるので、ドメインが勝手に評価されていくので、結果的にITも上位表示されやすいのです。
雑記ブログから超特化ブログ戦略を同時に行う方法
私が超特化ブログ、つまり昔で言う「アルペンスキーのブログ」を辞めた理由は他にもあり、
「SNS自体を超特化にすれば検索キーワードごとに読者がつく」
ということに気づいたからです。
実際にitskiblog.comのSNSをクリックするとわかりますが、
- フェイスブック:スキー
- ツイッター:IT
になっていることがお分かりかと思います。
これは市場が偏っていることが分析で分かったのでこういう住み分けをしたのですが、ツイッターでどんなに有益なスキーの記事を書いてもフォロワーが伸びないことを知り、ITをフェイスブックで書いても伸びないことがわかったので住み分けをしたのです。
逆にスキーをフェイスブックにし、ツイッターをITにするとどちらも徐々に伸びているので、SNSを超特化にするというのも1つの方法です。
テレビに例えるならブログは総務省(電波管理)、SNS格アカウントは民法テレビ各局のようなイメージです。
最終的にはブログ(総務省)にお金と人が集まるようになっているので、各SNSチャンネルを専門的にしている感じです。
こうすることで無限にブログに読者が増え続けるので、事業はどんどんタダ同然で拡大できるというわけです。
多くの人が見るということは、被リンク獲得する可能性も上がるので、各コーナーも人気になる可能性があるので、わざわざドメインを分ける必要もなくなったというのがSNS時代かなと思います。
ただ、これはどちらかと言えばブログ上級者のやり方なので、ブログ初心者はまず
「きちんとサイトを完成させること」
が目標になるので、超特化ブログという考え方は入り口としてはやりやすいかと思います。
ただ、これをやると多くの人はブログのネタが尽きるはずなので、先にブログ記事タイトルを50ページ分作ることをお勧めします。
超特化ブログは短期で稼ぐにはアリかと思いますが、50ページで完結するように設計するので、それ以上は伸びない可能性が高いということも覚えておきましょう。
どちらが良いかは、あなた次第なので正解はありません。