今回はスキーワックスの話について語りたいと思います。なお、今回のスキー上達方法の話は
個人的な調査結果であり、タイムに関しては私自身の話なので1つの事例
として読んでください。
結論から言うと
タイムや技術に悩んでいるのなら、ワックスから手をつけるのも1つの方法
です。
具体的なメーカー名を出すと、売上に影響するメーカーが出てくる可能性があるのでここでは名前を伏せますが、いわゆるスタートワックスの話になります。
ワックスにはベースワックスと大会1本のために塗る高額なワックスがありますが、一般のスキーレーサーは予算に限りがありますから、大会用ワックスをレース前に使うことが多いです。
本来であれば普段の練習からテストをしたいところですが、1個1万円以上のワックスを毎日使うと何十万円にもなるので、私は
- レース前
- タイムレース
のみで使用していました。年間にしてこのスタートワックスだけで3万円ほど使ってましたね。
では、実際にワックスメーカーを変えたらどのくらい順位やタイムに変化が出るのか。
スキー全体で言えば
- 技術・体力で9割
- 用具1割
くらいの影響力になるわけですが、ワックスは特に緩斜面やスピード系で大きく変わってくるので、絶対外せない項目なのです。
今回はあくまでも肌感覚な話ですが、結構重要な話なのでワックスに無頓着な方は1度チューナップにこだわってみることをおすすめします。
ワックスメーカーを変えたらどうなったか。

アルペンスキー競技を始めて最初の2年はA社のワックスを使ってました。自分自身に技術的な問題が多いのは当然理解してましたが、選手としては結果を出すため0.01秒でも速くゴールしたいもの。
そこで新しいニューモデルスキー板を購入する際に、A社からB社のワックスに変更したことがあります。
なぜなら
[ふきだし id="2715"]1番評判が良く、タイムが出ている選手たちにリサーチしたら、皆自分とは違うメーカーを使用していた[/ふきだし]からです。
私が個人的に知っているスキー選手に手当たり次第リサーチをし、大きく分けて2社が圧倒的な使用率(昔の話)で、私もA社をやめてB社にしたわけです。(合宿など他のチームのワクシングを見て100人以上は調査。スタートハウス前なんかは大変参考になりますよ)
では、実際にワックスを変えただけでどのくらい変わったのか。
タイム差は