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ヨーロッパカップ男女全日程
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2030年札幌冬季五輪落選濃厚か。立候補地一覧はこちら。札幌市民1人30〜50万円負担?
大赤字に終わった2020というか2021東京オリンピック。
新型コロナウイルスの影響とは言え、コンパクトな五輪と最初は言い当初の予算は7000億円。これが結果的に3兆円を超えているという情報もあり、五輪史上最もお金を使ったのはTOKYOということはほぼ確定になっています。(オックスフォード、ウォール・ストリートジャーナルなども記事化されてます)
ちなみに東京都民は1人10万円負担、国民一人当たりは1万円負担という試算もあり、北海道で開催すれば道民税、札幌市民税の値上げは確実でしょう。(実際は「五輪経費ー各関連企業の利益=残った金額」で計算するのがより正しい数値かと思います。計算方法はあくまでもザックリの数字です)
札幌オリンピック開催費用(予想)と北海道・札幌市民の負担額を計算した結果
①札幌市民1人あたり:30万円〜50万円
②北海道民(528万人):189393円これは前回の韓国・平昌五輪予算約90億ドル(約1兆円)で計算してます。
東京都は1人5〜10万くらいだけど、札幌は痛い。
実際は国民負担があるのでここまでいかないとは思いますが、北海道、札幌市民税負担はかなり跳ね上がるのでは。
すでに東京五輪は赤字2兆円のニュースもあるので、貴族が贅沢をし、庶民が払うという構図は明確ではないかと。
しかも維持費も赤字になり、五輪の意味がさらに問われるはず。
そんな中、東京五輪終了後、オリンピック組織委員会会長の橋本聖子氏は
「札幌が立候補中なので、私としても何とか実現したい」
と発言し、これが物議を醸しているわけですが、ウクライナの新規参戦でプラン変更、2034年冬季五輪に延期、立候補中止を含め、見直しが迫られるのではないかと思われます。
2030年冬季五輪立候補地はライバルが強すぎ。オリンピックの価値は年々減っている現実
ちなみに2030年冬季五輪立候補地は以下の通りです。
- 札幌
- スペイン(ピレネー・バルセロナ)
- アメリカ・ソルトレイク
- カナダ・バンクーバー
- ウクライナ
これを見ると、ソルトレイクとバンクーバーはすでに2000年以降開催されているので、どこまでの競争力があるかはわかりませんが、ウクライナ、スペインは札幌とガチンコ対決になるのではないかと予想できます。
仮に招致に成功し開催したとしても、テレビの力はさらに弱まり、ネットの力の方が上になってる時代ですから、電通などの利権もどこまで持つのか、そもそも五輪関連企業が今後潤うどころか、逆効果になる可能性すらあります。(グローバル社会、ウイルス、テロ、温暖化、格差社会の反乱などリスクは高まる一方)
いくら選手たちが素晴らしいプレーをしても、ここまで利権とセットになるイベントは果たしてアスリートにとって正しい大会なのかをもう1度選手たちは考え直すべきでしょう。
ちなみに民間でやっている2021サッカークラブワールドカップは早々と日本開催を中止決定し、他国開催に切り替えています。
参照:オリンピックは開催できてクラブW杯は簡単に開催断念の謎
個人的に各スポーツ団体は五輪に変わるイベントを作り、世界選手権を世界一決定戦にするなど、新たな工夫を凝らす必要があるのではないかと思います。
自分たちのお金でやれば誰も文句は言いません。
テレビの力を利用している限り、競技団体は腐っていく一方のはず。
アマチュアに依存せず、自分たちのスポーツに社会的価値をつければ自然とお金が集まるので、そういった仕組みを各競技団体が知恵を絞らないと競技人口はますます減っていくことでしょう。
そもそも価値がないから選手にスポンサーがつかない、または日本一になってもお金にならないわけです。
各競技スポーツコンテンツ自体が地味なままなので、五輪をやったとしても衰退していくのは変わりありません。
ただでさえ人口が減っていく日本ですし、五輪で視聴率が取れないならスポンサーも離れていきます。
そうなる前に手を打つべきなのです。