
itskiblogはスキーと並行してオリンピックについての最新情報を流していきたいと思います。逮捕者が出れば随時お伝えしていくので宜しくです。
東京五輪は2021年に終わったかと思ってたのですが、国立競技場から舞台を移し、実は東京地検特捜部に会場を移して続々と選手入場をしております。
大会名は「東京汚職五輪」とかいろんな呼び名を皆さんつけてますが、今のところ選手入場したのは以下の人たちです。
東京地検という競技場で検察と関係者との戦いが繰り広げられていますが、果たして最終的にはどう決着するのか。
ある意味、スポーツの東京五輪よりも遥かに注目されています。
さて、気になるのはこの汚職事件の影響で2030年札幌冬季オリンピックが開催されるのか?それとも中止となるのか。
世間の目はそっちにも向いており、私の知人も
「札幌五輪やめて派」
が圧倒的多数の状況です。
個人的にも税金を使って五輪を開催するのはこの時代にあってるのか疑問です。
プロ化させて民間のお金で回すのならわかるのですが、どうも貴族の人たちはそう考えていないようです。
問題は国際オリンピック委員会(IOC)が総会を延期した本当の理由です。
IOCが2030年冬季オリンピック開催地決定を9月か10月まで延期した本当の理由
なぜ東京五輪汚職事件後に国際オリンピック委員会(IOC)が2030年冬季五輪開催地の決定をズラしたか。
これについて以下のツイートを私はしました。
おそらく準備期間とお金から考えて札幌有利ではないかと個人的に思っています。
東京地検が関係者を全員逮捕し、バッハ会長はおそらくこう言うと思います。
「札幌はクリーンな状況だ。さあ、オリンピックをまた日本でやろう!」
私にはそんな未来が見えています・・・。
冬季五輪はお金がかかる上に、人気がない。なので立候補地も出ない。夏季五輪との合併開催案も過去にある。
スポーツの中でも特に冬季五輪種目は貴族スポーツが多いのが特徴です。
まず道具が必要。そしてお金がかかり、スキーはリゾートスポーツで世界中のセレブが集まります。
スキージャンプとか生活に全く必要ないですし、ボブスレーも同じ。
暇な時間がないとできません。(スポーツという言葉の意味自体が暇つぶしですから)
日本では北海道・ニセコに世界中からお金持ちや芸能人が集まってますが、日本で海外に通用する高級リゾートの1つがニセコと言っても過言ではないでしょう。
五輪開催しなくても勝手に世界中からスキーをしに来るわけですから。
貴族とかお金持ちが集まる場所がそもそもスキーリゾートなのです。
しかし、競技場はまだ市民に使われるのでわかるのですが、ボブスレーとかジャンプ台ってほとんどの人は使わないわけです。
建設費101億円とも言われる長野五輪のボブスレーコースも廃止となり、札幌五輪で使う案もありますが、五輪が終わればまた元に戻る感じもします。
収入が500万で維持費が1900万円ですから赤字施設な訳です。
危険なスポーツが多い冬季五輪はそもそも採算が合わず、五輪を目指す人も少ないですし、お金がかかるスポーツばかりなので、人気が出ないわけです。
当然、テレビで見る人も少ないので、全てが採算が合わない贅沢品なのです。
世界は二極化していきますから、今後もオリンピック立候補地が減っていくのは間違いないでしょう。
サッカーみたいに全員が盛り上がり、元気になるイベントになるような工夫や努力が五輪にはまだないわけです。
IOCやFISはスキーをサッカー化したいと考えてる人もいる。
立候補が減ればこのままオリンピックは消えることでしょう。
冬季五輪が先に消えると思いますが、消すわけにはいかなく、夏季五輪の室内競技を冬季五輪に持っていき人気のバランスを分散させる計画も過去にありました。
しかし、それではただ移動させるだけで根本的な問題解決にはなっていないわけです。
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)はアルペンスキー種目をなんとかサッカー化させたいと考える人もおり、新しい会長が今旧派閥と戦いつつ、新しい試みをしています。果たしてこれが人気復活になるかはわかりませんが、少なくともアマチュアからプロ化への動きは少しは進むのかなと感じています。
また、個人的には価格高騰しているリフト券代を安くするビジネスモデルをスキー産業全体で考えるべきと思っています。
各スキー場がメディアを持てる時代ですから、いろんな収入源があっても良いと考えてます。
札幌五輪がどうなるかまだわかりませんが、税金を使ってやるシステムが続く限りは、オリンピックブランドは衰退し、お金持ちの象徴イベントのように世間から見られるのではないかと思っています。
そうなれば選手たちも出場辞退していく可能性もあるでしょう。