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このページは2021−22アルペンスキーワールドカップに特化した最新情報を時系列で紹介しています。なお、W杯以外のカテゴリーに関連するアルペン情報は下記の無料メルマガからやっているので、気になる人は登録しておいてください。
ミカエラ・シフリン、新型コロナウイルス感染で隔離
アリス・ロビンソンなどW杯優勝者まで襲う新型コロナウイルスですが、ついにW杯リーダーでもあるミカエラ・シフリンも新型コロナウイルスに感染しました。
シフリンはワクチンを打ってますが、陽性反応を示しました。具体的な種類までは書かれていませんがおそらくオミクロンではないかと思われます。ただ、ワクチン接種しているので無症状に近い状況のようでインスタグラムで写真もアップされています。
また、このオミクロンは感染しやすいとも言われているので、上位選手同士で感染している可能性もあり、今後レース展開がどうなるのか気になります。
上位選手同士で感染し、下位選手が上がってくるという構図も少しはあるかもしれませんが、もしそうなれば非常に厄介な問題となります。
男子回転第1戦、加藤聖五、小山陽平2本目進めず。ノエル優勝。
アルペンスキーワールドカップ 2021−2022の男子スラロームがようやく12月12日にフランス・バルディゼールで開幕しました。
日本からは加藤聖五選手、小山陽平選手が出場しましたが、前日のGS同様荒れたバーンコンディションに悩まされ2本目進めませんでした。優勝はノエルでした。
硬いバーンには仕上がったのですが、掘れる際に硬いまま掘れていくので各選手スキー板が叩かれたり、バランスを崩す選手が続出という波乱のレースという展開でした。
日本の2人も思うように攻めれなかったという印象があったのではないかと思います。また、ヘンリック・クリストファーセンも第2シードレベルまで落ちてきており、ノルウェー勢の技術系チームはルーカス・ブローテンの10位が最高となるなど勢力図が大きく変わってきています。
リザルトはFIS公式サイトにあるのでそちらをご覧ください。
2021バルディゼール男子大回転第2戦、石井智也、加藤聖五共に2本目進めず。オーデルマットが優勝(2021/12/12)
アルペンスキーワールドカップ男子大回転第2戦はフランスのバルディゼールで11日開催され、スイスのマルコ・オーデルマットが1本目の首位を守り、そのまま優勝しました。
日本からは加藤聖五選手、石井智也選手の2名が出場しましたが、2本目進出はなりませんでした。
コースはかなり荒れる展開となり、天候不良、スタート順が早い方が圧倒的に有利なバーンコンディションという状況でいわゆる
「ポイントが取れない、タイムが伸びない」
というゾルデンとは違う条件となり、日本のローカルレースのような柔らかい雪質でした。
また、ポールセットも毎年同じですが、非常にテクニカルなセットとなるのがバルディゼールの特徴であり、GSというよりもパラレルGSのような非常にインターバルの狭いセットでした。
詳しい技術解説などは後ほど執筆し、下記にある無料メルマガで公開したいと思いますが、とりあえずリザルトはFIS公式サイトにあるので気になる人はそちらをご覧ください。
なお、12日は同会場で男子回転第1戦がようやく開幕します。日本勢は小山陽平53番、加藤聖五が64番スタートです。おそらく男子GS同様、スタートゼッケンが早い方が有利な柔らかい掘れやすいバーンになるのではないかと予想されます。
J-SPORTSでも生放送されるので、チェックして見てください。
*1位:マルコ・オーデルマットの滑りはこちら
セバスチャン・ホルツマンが大怪我。北京五輪絶望か
ドイツのスラローマー、セバスチャン・ホルツマンがトレーニング中に怪我をし、全治3ヶ月から6ヶ月となりました。膝から骨(軟骨らしい)が飛び出ているようで、膝を損傷している状況です。
仮にオリンピックに出られたとしてもほぼぶっつけ本番になるのではないかと思われます。
参照:https://www.sportnews.bz/artikel/wintersport/ski-alpin/traurige-nachricht-fuer-deutsches-ski-ass-habe-keine-worte
リーフ・ハウゲンがロシニョールとの契約を解除。ヘッドと契約へ。
ノルウェーのリーフ・ハウゲンは5日、約13年というロシニョールとの関係に終止符を打ったことをインスタグラムにて発表しました。2021−2022シーズン開幕まで後2ヶ月。マテリアルチェンジはヘッドではないかとの噂もありますが、わかり次第このページにてお伝えします。
*追記:やはりヘッドでした。
(https://www.neveitalia.it/sport/scialpino/maschile/news/dopo-13-anni-leif-kristian-nestvold-haugen-cambia-materiali-il-norvegese-approda-in-head)
マルセル・ヒルシャー骨折&離婚
ヒルシャーは数日前にバイクのレースに出て骨折したことはみなさんご存知かと思いますが、昨日離婚したと報じられました。子供は1人いますが、親権などは報じられていなく、離婚のみの発表になっています。
2021/8/3
ケティル・ヤンスルード、北京冬季五輪後引退予定
ヤンスルードが引退予告をしました。詳しくは下記の記事で。
2021/6/22
12月5日:ケティル・ヤンスルード(NOR)が最後の冬季五輪を前に怪我でシーズン終了
アメリカ・ビーバークリークでの男子スーパー大回転でノルウェーのケティル・ヤンスルードが膝の靭帯損傷となり、今季絶望となりました。
シーズン前に「北京が最後のオリンピックになるかもしれない」と語っていただけに、これが最後の滑りとなるのか注目されます。
ボディ・ミラーも最後の滑りは大怪我で終了となっていますから、このまま引退となる可能性も十分にあります。追ってメルマガのほうでお伝えします。